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脳の計算論に基づいた実験手法や解析手法の研究・開発を通して、人間の学習や意思決定のメカニズムを解明し、社会への脳研究の応用を目指します。

数理知能研究室（NCD）では、「意思決定の数理モデル化」「行動・脳活動の支援・介入」「行動・脳活動解析」を3本柱としています。

「意思決定の数理モデル化」の成果として時間割引の脳内機構に関する基礎的な成果を出してきました。

「行動・脳活動の支援・介入」においては、こころと体の健康を行動・脳活動から支援する研究を進めています。

「行動・脳活動解析」では、様々な個人特性を持った大規模・多変量データ解析を行っています。大規模データから、思春期や老年期といった大きな行動の変遷が起こる時期に特有の現象を、脳を含めた多モダリティデータから解明することを目指しています。

これらの研究で得られた知見を、精神医学・社会経済分野など広く社会へ還元していきます。